DTMドイツ・ツーリングカー選手権がホッケンハイムで開幕。6日に行われた第1戦は、メルセデスAMGのルーカス・アウアーがポール・トゥ・ウインで制した。
今シーズンから新車両が導入され、レギュレーションも変更されたDTM。開幕戦から激しいレースが繰り広げられた。
予選で速さを見せたのはメルセデス勢。アウアーが自身4度目となるポールポジションを獲得し、ゲイリー・パフェットが0.193秒差で2番手。アウディからメルセデスに移籍したエドアルド・モルタラが3番手を獲得した。
BMW勢最上位はティモ・グロックの4番手。アウディはニコ・ミューラーが最上位の8番手と厳しい戦いに。
昨年までは土曜日と日曜日のレースでフォーマットが違っていたが、今シーズンから土日ともにピットストップ義務ありの55分+1周で争われる。
ホールショットを決めたのはアウアー。パフェットが2番手をキープし、モルタラを交わしたグロックが3番手に浮上する。
DRSが解禁となる2周目。グロックの勢いは止まらず、ヘアピンでパフェットを攻略する。しかし、アウアーはグロックに約3秒のリードを築きレースをリードする。
8周目、パフェットがグロックにアタックするも、グロックは2番手を死守。何度もアタックをするパフェットだったが9周目にブレーキングミスでオーバーラン。モルタラに交わされ4番手に落ちてしまう。
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