レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.08.02 11:54
更新日: 2017.08.02 11:56

インディカー、2018年用共通エアロキットのロード仕様をテスト。「感触は上々」とモントーヤ

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | インディカー、2018年用共通エアロキットのロード仕様をテスト。「感触は上々」とモントーヤ

 インディカーは8月1日、ミド・オハイオで2018年に投入する共通エアロキットのロードコース仕様をテスト。その外観を公開した。

 現在、エンジンサプライヤーであるホンダとシボレーがそれぞれ製作しているエアロキットは、2018年からシャシーを供給するダラーラ製の共通キットに置き換えられる。

 この共通エアロキットはコースに合わせて2種類が用意され、7月末にはオーバル仕様のものを公開済み。今回、ミド・オハイオでテストされたのはロード/ストリートコースとショートオーバルで使用されるものだ。

ホンダエンジンユーザー向けの共通エアロキット、ロード仕様
ホンダエンジンユーザー向けの共通エアロキット、ロード仕様

 ミド・オハイオでのテストには、7月にインディアナポリスで行われたテストと同様、ファン・パブロ・モントーヤとオリオール・セルビアが参加。モントーヤはシボレーエンジン搭載車を、セルビアはホンダエンジン搭載車をドライブした。

シボレーエンジンユーザー向けの共通エアロキット、ロード仕様
シボレーエンジンユーザー向けの共通エアロキット、ロード仕様

 ふたりは単独で走行を重ねたほか、実戦を見据えたタンデム走行も実施。両者とも100周以上を周回した。

「今のエアロキットとは別物だけど、感触は上々だ」と語るのはモントーヤ。

シボレーエンジン搭載車はファン・パブロ・モントーヤがステアリングを握った
シボレーエンジン搭載車はファン・パブロ・モントーヤがステアリングを握った

「新しいマシンは、少しのミスを許容してくれる余裕がある。ただ、ダウンフォースが減少してるからマシンはスライドしやすくなっているんだ。この方が僕好みだけどね」

「来年はステアリングを忙しく操作するドライバーの姿が見られると思うし、マシンの挙動も乱れやすくなるはずだ」

「ミスをする確率が上がるわけだから、見ごたえのあるレースが展開するはずだよ」


関連のニュース