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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.12.03 19:19
更新日: 2017.12.03 21:28

フォーミュラE香港決勝2:勝利目前のモルタラがまさかのスピン。追撃続けたアプトが初優勝

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海外レース他 | フォーミュラE香港決勝2:勝利目前のモルタラがまさかのスピン。追撃続けたアプトが初優勝

 FIAフォーミュラE選手権は12月3日、香港のストリートコースで第2戦の決勝レースが行われ、ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)が参戦4年目にして自身初の優勝を飾った。香港の2ラウンドにスポット参戦している小林可夢偉(MS&ADアンドレッティ・フォーミュラE)は18位で2戦目のフォーミュラEを終えた。
 
 サム・バード(DSヴァージン・レーシング)の劇的逆転勝利から一夜明けた3日、ダブルヘッダーで行われている2017/18年のフォーミュラE香港ラウンドは第2戦を迎えた。

 現地時間15時過ぎ、スタート予定を迎えた決勝レースだったが、コースの信号機トラブルによってスタートが数分間ディレイに。レースはその後、急遽セーフティカー(SC)先導でスタートが切られていく。
 
 1周のSCランののち2周目からレース開始。事前の公式予選でポールポジションを奪ったフェリックス・ローゼンクビストが好スタートを切ったかに見えたが、1コーナーで単独スピン。幸い大きな混乱なくレースは続行されたが、ローゼンクビストは首位からトップ10圏外まで順位を落としてしまった。

 代わってトップに立ったのは2番手グリッドからスタートしたエドアルド・モルタラ(ベンチュリ・フォーミュラEチーム)。これにアプト、ミッチ・エバンス(パナソニック・ジャガー・レーシング)、アレックス・リン(DSヴァージン・レーシング)が予選順位どおりに続いていくなかで、5周目にアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(MS&ADアンドレッティ・フォーミュラE)が、リンを捉えて4番手に順位を上げる。
 
 後方では予選4番手を獲得しながら、前日の第1戦でのピットストップが危険行為とみなされ10グリッド降格ペナルティを課せられたバードが4周目にニコラス・プロスト(ルノー・e.ダムス)を交わして9番手に浮上。
 
 また、可夢偉、アンドレ・ロッテラー(テチーター)という日本のファンから大きな期待を受けるフォーミュラEルーキーたちも14番手、15番手と予選順位からそれぞれふたつずつポジションを上げることに成功した。
 
 レース中盤、10周目時点では約1.5秒間隔となっていたトップ集団が次第にばらけはじめ、首位を走るモルタラに対して2番手につけるアプトが2.4秒、3番手のエバンス以下は8秒以上という大きなギャップができていく。
 
 45周で争われるレースの折り返しが近づいた22周目、最後尾スタートから15番手までポジションを上げてきたセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)を先頭に各チームが続々とピットイン。
 


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