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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.07.24 16:47

F1現役を退いたフェリペ・マッサ、8月4~5日開催のストックカー・ブラジルに再参戦

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海外レース他 | F1現役を退いたフェリペ・マッサ、8月4~5日開催のストックカー・ブラジルに再参戦

 サッカー・ワールドカップの開催にあわせてサマーブレイクに突入していたブラジル最大のツーリングカー選手権、SCBストックカー・ブラジル。そのシリーズ第6戦ゴイアニアに、今季3月の開幕戦で同選手権デビューを果たした元F1ドライバーのフェリペ・マッサがふたたびゲスト参戦を果たす。

 夏休み明けの初戦となるこのゴイアニアでのレースは、8月4~5日の週末にブラジル中西部ゴイアス州に位置するアウトドローモ・インテルナショナル・アイルトン・セナのトラックを舞台に、高額賞金100万レアル(約2950万円)が掛けられたMillion Race(ミリオン・レース)として開催される。

 2018年開幕戦として3月にサンパウロのインテルラゴスで開催された2名1組のダブルスでシリーズ初参戦を果たしたマッサは、今回は自身のマシンとなるカーナンバー19のシボレー・マリブをドライブすることが決定。

 強豪シムド・シボレー・レーシングの一員として、開幕でタッグを組んだ“帝王”カカ・ブエノや、マルコス・ゴメス、フェリペ・フラーガ、ルーカス・フォレスティ、そして同じくゲストドライバーとして参戦する隣国アルゼンチン、スーパーTC2000の元王者、アグスティン・カナピノらのチームメイトとして戦うこととなる。

「ふたたびシムド・レーシングのメンバーとゴイアニアのミリオン・レースに参戦することを発表できてうれしい。F1での16年間のキャリアを経てインテルラゴスでカカと組んでダブルスを戦ったけれど、すごく楽しかったんだ」と、再参戦に向け喜びを語ったマッサ。

「僕らはレースでとてもコンペティティブだったけど、トップ3圏内に浮上した途端にエンジンにトラブルを抱えたんだ。だから表彰台を目指して戦う道が閉ざされてしまった」

「その感触が残っていて『もう一度レースをするチャンスを!』なんて本当は冗談めかして言っていたんだけど、こうして実現するなんて最高だ。しかもミリオン・レースなんて重要な舞台でね。この機会をくれたシムド・レーシングには本当に感謝している」

 マッサに対し、F1引退時のカーナンバーと同じマシンを用意することになったシムド・レーシングは、開幕戦がダブルスという特別な形態の1戦だったこともあり、今回のレースがマッサの事実上「国内復帰戦」だと位置付けている。

ルーベンス・バリチェロを筆頭に、F1経験者のスタードライバーが数多く参戦するSCBストックカー・ブラジル
デビュー戦となったインテルラゴスは、5度のタイトル獲得経験者カカ・ブエノとのダブルス戦だった
シボレー・マリブのワンメイク車両で争われるSCB。ミリオン・レースは1ドライバー1台の通常形式となる


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