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2019.06.10

DTM第3戦ミサノ:伏兵ミュラーが完勝劇で久々の美酒を味わう。ドヴィツィオーゾは十分な速さを披露


海外レース他 | DTM第3戦ミサノ:伏兵ミュラーが完勝劇で久々の美酒を味わう。ドヴィツィオーゾは十分な速さを披露

 イタリア・ミサノで開催されているDTMドイツ・ツーリングカー選手権第3戦。9日に行われたレース2は、ニコ・ミュラー(アウディRS5 DTM/アウディスポーツ・チーム・アプト・スポーツライン)が完勝。2016年以来となるDTM2勝目を挙げた。

 前日に引き続き、レネ・ラスト(アウディRS5 DTM/アウディスポーツ・チーム・ロズベルグ)がレース2でもポールポジションを獲得。2番手にロビン・フラインス(アウディRS5 DTM/アウディスポーツ・チーム・アプト・スポーツライン)、3番手にジョナサン・アバーディン(アウディRS 5 DTM/WRTチーム・アウディ・スポーツ)と続き、トップ5をアウディ勢が独占する。

 ゲスト参戦しているアンドレア・ドヴィツィオーゾ(アウディRS 5 DTM/WRTチーム・アウディ・スポーツ)はトップから1.3秒差の14番手を獲得する。

4台が並んで1コーナーへと飛び込む
4台が並んで1コーナーへと飛び込む

 55分+1周の決勝レース。4台が並んで1コーナーへと向かい、ホールショットはフラインスが奪う。4番手スタートのニコ・ミュラーが2番手。

 3番手はポールのラストと6番手スタートのマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM/BMWチームRMG)が争う展開に。

 その2台の争いにアバーディンがインを差し、アウト側にいたウィットマンが弾き飛ばされコースオフ。マシンにもダメージを受け、前日のウイナーが1周目でリタイアとなってしまう。

 8周目、ラストがミュラーを交わし2番手に浮上すると、さらにフラインスに迫り翌周にオーバーテイクしトップを奪い返す。

 ミュラーもペースの上がらないフラインスにアタック。10周目に攻略し2番手にアップする。

 4番手のロイック・デュバル(アウディRS 5 DTM/アウディ・スポーツ・チーム・フェニックス)もフラインスを捉えるも、なかなか攻略できずコーナーでフラインスをプッシュ。フラインスはバランスを崩しポジションを落としてしまい、デュバルにはドライブスルーペナルティが科せられる。

 約2秒の差をつけてトップを快走していたラストだったが、14周目に左リヤタイヤがパンク。幸いにもピットロード入り口には近めだったため、大きなタイムロスにはならなかったがが優勝争いからは一歩後退してしまう。

 各車、続々とタイヤ交換へと向かい、トップのミュラーは残り30分を切った17周目終わりでピットイン。

 ミュラーはタイヤ交換組のトップでコースに戻る。その後ろに5周目終わりでピット義務を済ませていたピエトロ・フィッティパルディ(アウディRS5 DTM/アウディスポーツ・チーム・ロズベルグ)、ラスト、フィリップ・エンゲ(BMW M4 DTM/BMWチームRMR)が続いていく。

 ラストは19周目にフィッティパルディを攻略。後ろのエンゲもすぐにフィッティパルディを交わしてラストについていく。勢いに勝るエンゲは、21周目にラストをオーバーテイク。実質2番手を手にいれる。

 快調に飛ばすミュラーは、約7秒のリードを築いてトップをキープ。2番手にエンゲ、3番手にラストの順でレースは終盤戦へと向かう。

 31周目、ターン16でドヴィツィオーゾが単独スピン。マシンにダメージは大きななく、再び走行を開始する。

ゲスト参戦するMotoGPのスター、アンドレア・ドヴィツィオーゾ
ゲスト参戦するMotoGPのスター、アンドレア・ドヴィツィオーゾ

 上位陣に大きな動きはなく、37周目で55分が経過。残り1周の勝負に。

 レースをコントロールしたミュラーが独走でトップチェッカーを受け、2016年ノリスリンク戦以来となる久々となるDTM2勝目を挙げた。2位にエンゲ、3位にラストが入った。

「素晴らしいね。この勝利のために一生懸命にやってきた。新しいクルマはドライブするのが楽しいけど、メカニックたちの作業も多い。チームみんながこの勝利に値するよ」とミュラー。

2016年以来の勝利を挙げたニコ・ミュラー
2016年以来の勝利を挙げたニコ・ミュラー

 ポイントリーダーをキープしたラストは、「スタートがよくなかったし、オープニングラップではいくつか接触もあった。そしてパンク。今日は本当にうまくいかなかった。なので、3位は本当にいい結果だよ」とコメントしている。

 一時は9番手を走行していたが、スピンの影響もあり15位でレース2を終えたドヴィツィオーゾ。

「この週末とても楽しかった。クルマは運転しやすいし、大きなパワーとスピード、ダウンフォースもある。けれど、このレベルのドライバーたちについていくのは難しいよ。いい経験になったね」とゲスト参戦を振り返った。


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