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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.01.08 18:55
更新日: 2020.01.08 19:00

ストックカー・ブラジル参戦の新型トヨタ・カローラ、初年度は8台投入が確定

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海外レース他 | ストックカー・ブラジル参戦の新型トヨタ・カローラ、初年度は8台投入が確定

 南米ブラジルで絶大な人気を誇るツーリングカー選手権、SCBストックカー・ブラジルへの新規参入を表明していたTOYOTA GAZOO Racingブラジルは、2020年型トヨタ・カローラの供給先をアナウンス。計8台を供給し、ルーベンス・バリチェロやネルソン・ピケJr.などがステアリングを握ることが決まった。

 2019年SCBシーズン最終戦のインテルラゴスを終え、12月中旬に発表されたトヨタのチーム体制は、トップチームのフルタイム・スポーツを筆頭に、RCMモータースポート、イピランガ・レーシングとの契約が決まり、そのドライバー陣も実力派ぞろいとなった。

 さらに現地報道では、ダニエル・セラによるシリーズ3連覇の偉業を達成したばかりのユーロファーマRCが、チームメイトのリカルド・マウリシオの残留も含め、ともにシボレー・マリブ(現地名:クルーズ)からトヨタ・カローラへとスイッチするグループに加わるとの情報もあり、このチャンピオンチーム加入が決定すれば、全10台の参戦が実現する可能性も出てきている。

 現時点でトヨタ陣営加入確定済みのフルタイム・スポーツからは、エースのバリチェロとピケJr.に、サテライト登録のFTSからラファエル鈴木(契約延長発表前)のレギュラー勢3名に加え、新たに隣国アルゼンチンのスーパーTC2000(STC2000)で2019年もタイトル争いを展開したスタードライバー、マティアス・ロッシのフル参戦が決定した。

 さらにRCMモータースポートには、シェルVパワーレーシングから移籍の元F1ドライバー、リカルド・ゾンタが加わり、22歳の若手有望株ブルーノ・バプティスタとジョイント。ゾンタにとってはF1以来ひさびさのトヨタ車ということになった。

 そしてイピランガ・レーシングは、2019年SCBで大活躍を演じ最終戦まで王座を争いランキング2位につけたチアゴ・カミーロに、シリーズ唯一の女性ドライバーであるビア・フィゲレイドと、現状計8台の新型トヨタ・カローラがグリッドに並ぶことが決定。TOYOTA GAZOO Racingブラジルとしても参戦初年度から豪華なラインアップとなった。

トップチームのFull Time Sportsを筆頭にRCM Motorsport、Ipiranga Racingの計3チームとの契約が決まった
2019年最終戦までタイトル獲得権を残した6名のうち、ルーベンス・バリチェロ、チアゴ・カミーロ2名のトヨタ移籍が確定。今後Eurofarma RCが陣営に加われば、さらに強固な体制に
ネルソン・ピケJr.(中央席)に加え、その背後に立つビア・フィゲレイド(左)、リカルド・ゾンタ(中央奥)もトヨタ・カローラをドライブする


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