隣国でもトヨタ陣営のエースとしてSTC2000仕様カローラをドライブしてきたロッシは、12月19日にブラジル・サンパウロのヴィニエドにあるフルタイム・スポーツのファクトリーを訪問し、35歳のSCBデビューを前に代表のマウリシオ・フェレイラから施設の案内やシリーズのエンジニアリングに関するレクチャーを受けた。

「午前中はワークショップでマウリシオやエンジニアと一緒に過ごし、とても有意義な時間になった。ストックカーの週末がどのように進行し、機能するのか、いくつかのデータやオンボード映像をもとに学べたんだ。その他にもいくつか取り組むべきポイントがあることも理解できたよ」と語った、STC2000で4度のチャンピオン経験を持つロッシ。

「フルタイムの施設はとても美しく、すべての設備が最新鋭だった。ここで整備された新しいカローラでトラックに出る日が待ち遠しいよ。もちろん、初年度は学ぶべきことが多く毎戦の進化がテーマだが、期待は大きい。15周年を迎える彼らは、ルビーニョ(バリチェロの愛称)とともに2014年にタイトルを勝ち獲った名門でもあるからね」

 一方、そのロッシと新たなチームメイトとなるバリチェロも、年末の12月26日にアルゼンチンのコルドバを訪れ、STC2000を戦ったロッシの愛機をテストするプランを立てていたが、サンパウロの国際空港がストライキに突入しフライトがキャンセルに。

 アウトドローモ・オスカー・カバレンのパドックで待機していたTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのチームとトヨタ・カローラSTC2000、そしてロッシに加えアドバイザー役として参加予定だったホセ-マリア・ロペスも待ちぼうけとなり、バリチェロ、チームの双方ともに改めてテスト機会を調整したい、としている。

2019年STC2000最終戦で惜しくも王座を逃したマティアス・ロッシ(左)は、早くもチーム本拠地を訪問
STC2000を戦うロッシは、並行してアルゼンチン国内のTop Race V6でもトヨタ・カムリをドライブしてきた
フェルナンド・アロンソに続き、ルーベンス・バリチェロもテスト予定だったカローラSTC2000

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