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海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.01.30 05:55
更新日: 2020.01.29 19:35

アルゼンチンの人気シリーズ『STC2000』、ワークス参戦2年目のホンダ・レーシングは勢力拡大

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海外レース他 | アルゼンチンの人気シリーズ『STC2000』、ワークス参戦2年目のホンダ・レーシングは勢力拡大

 グローバルに活躍を演じるツーリングカー・スペシャリストを多数輩出するアルゼンチンの人気選手権、スーパーTC2000(STC2000)に参戦するホンダ・レーシング・アルゼンティーナは、2020年シーズンに向けシビックSTC2000を1台追加し4台体制に拡充することを発表。4名のドライバーのうち3名をアナウンスし、本格的に選手権タイトルへ挑む決意を示した。

 ホンダ陣営は、ここ数年フォード系プライベーターとしてシリーズを戦ってきたRAMレーシングとのジョイントで、2019年からファクトリー・プログラムでのSTC2000復帰参入を果たした。

 2020年に向けては、シビックSTC2000をさらに1台追加投入するとともに、ドライバーラインアップを大幅に入れ替えることで、チャンピオンシップへのコミットを強める意思を明確にした。

 発表されたドライバーのうち、残留したのは2019年ドライバーズランキング18位だったファン-アンヘル・ロッソのみで、2019年に所属していたリカルド・リサッティ、ホセ-マニュエル・ウルセラの名は見当たらず。

 代わってチームへの加入がアナウンスされたのは47歳の大ベテラン、ファン-マニュエル・シルヴァ。1997年には全日本ツーリングカー選手権(JTCC)にも参戦し、トヨタのコロナExivやチェイサーをドライブした経歴を持つ。

 また同時に、かつてはトップカテゴリーとして開催されていた同国のTC2000シリーズでは12シーズンにわたってホンダのマシンをドライブし、1999年にはホンダ・チーム・プロ・レーシングのシビックでドライバーズチャンピオンを獲得している。

 そしてもうひとりの新加入ドライバーは、こちらもTC2000時代に6シーズンにわたりシビックをドライブしたキャリアを誇るファビアン・シャナンツォーニで、チームとは初のジョイントとなる。

 シャナンツォーニは2012年からのSTC2000時代はルノースポール、プジョースポールとフランスの2大メーカーのマシンをドライブし、2019年はプジョースポール撤退に伴い、新たにフィアットのファクトリーチームへと変貌したDTAレーシングで新型ティーポSTC2000のステアリングを握っていた。

2019年から地元法人の支援を得て、ファクトリープログラムでの参戦を果たしたホンダ・レーシング・アルゼンティーナ
2020年に向け車両規定も見直され、ダウンフォースを増強。秒単位でのタイムアップが見込まれる


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