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投稿日: 2020.02.14 10:29

BTCC:2019年インディペンデント王者はフォード陣営のモーターベースに復帰移籍

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海外レース他 | BTCC:2019年インディペンデント王者はフォード陣営のモーターベースに復帰移籍

 BTCCイギリス・ツーリングカー選手権の2019年インディペンデント王者で、Cobra Sport AmD AutoAid/RCIB InsuranceのFK2ホンダ・シビック・タイプRをドライブしていたロリー・ブッチャーが、2020年に向け移籍を表明。古巣のMotorbase Performanceに復帰し、フォード・フォーカスRSのステアリングを握る。また、他陣営でも移籍市場が最終局面を迎えている。

 2017年にBTCCデビューを果たしたブッチャーは、昨季サム・トルドフとともにAmD Tuning.comチームからシリーズに参戦し3勝をマーク。BTC Racingのジョシュ・クックを僅差で下して初のインディペンデント・チャンピオンに輝いた。

 同年にイタリア・バレルンガで開催されたFIAモータースポーツ・ゲームスでも、ツーリングカー部門で5位に入ったブッチャーは、BTCC昇格をサポートしたデビッド・バートラム率いるフォード陣営に復帰し、残留を発表したこちらも元AmD出身者、35歳のオリー・ジャクソンとともに2台目のフォーカスRSをグリッドに並べる。

「Motorbaseに戻ってこれて最高だ。彼らが2017年にBTCC参戦のチャンスを与えてくれて、そこから僕のキャリアはまったく新たな局面を迎えたんだ。以後まったく振り返ることなく、今までやってこれたよ」と、古巣復帰の喜びを語ったブッチャー。

「短い期間でMotorbaseを去り2年にわたってAmDとともに働いたが、そこでの素晴らしい時間も幸運だった。(代表の)ショーン・オランビーと彼のチームと一緒に仕事をするのは本当に楽しかったし、インディペンデント・タイトル獲得という形で旅を成功に導くことができた」

「そこから去る決断は確かに簡単ではなかったけれど、ふたたび家族のようなメンバーとともにシリーズに挑めるのが心から楽しみだ。言うまでもなく、昨季の成功を踏まえて2020年はシリーズ総合でのチャンピオンを狙いたい」

 一方、Motorbase代表を務めるバートラムも、32歳になり成熟したドライバーを再び迎え入れることを「光栄だし、うれしく思う」と期待を込めた。

AmD Tuning.comのFK2シビックで2019年インディペンデント王者に輝いたロリー・ブッチャー

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