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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.12.19 11:06
更新日: 2022.12.19 11:07

強豪ブリンク・モータースポーツは電動化初年度に向け『テスラ・モデル3』にスイッチ/STCC

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海外レース他 | 強豪ブリンク・モータースポーツは電動化初年度に向け『テスラ・モデル3』にスイッチ/STCC

 アウディ陣営のトップカスタマーチームとして、TCR規定のSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権で毎年のようにタイトル争いを繰り広げてきた強豪ブリンク・モータースポーツが、来季2023年より完全電動化を果たすBEVシリーズに向け、マニュファクチャラーのスイッチを表明。新たに『テスラ・モデル3』を投入し、3台体制で戦うことをアナウンスした。

 2017年のチャンピオンシップ初参戦以来、一貫してアウディRS3 LMSシリーズを走らせてきたチームは、すでにフル電動チャンピオンシップに生まれ変わるSTCCへの参戦確約を1番乗りで発表済みだった。

 同じくアウディを走らせていた新興エクシオン・レーシングは、いち早く『BMW i4』へのスイッチを表明し、参戦2年目ながらシリーズへのコミット継続を確認した3番目のチームとなっていたオートラウンジ・レーシングは、新たにフォルクスワーゲンの電動化ブランドの基軸モデル『ID.3』を投入することが確定。

 そうした動きに対し、ブリンク・モータースポーツのチームマネージャーを務めるテッド・ブリンクは「2023年のSTCCタイトルを追求するための武器として、新たに『テスラ・モデル3』を採用できたことを非常に誇りに思っている」と意気込みを述べた。

「ドライバー構成は近日中にも皆さんにお伝えできる予定だが、我々は来季のグリッドに3台のクルマを送り込み、このモデル3でチームとSTCCの双方を新しい時代に導くことを本当に楽しみにしている」

 そのSTCCでトップチームとして君臨し、強力無比なコンテンダーとしてブリンク・モータースポーツの前に立ち塞がってきたPWR Racingは、シリーズの電動化時代に向け重要な役割を担い、チームの独立した研究開発部門『EPWR』社が開発する電動パワートレインのキットが、各競技車両に組み込まれる計画となっている。

改めて、主要ツーリングカー・シリーズへの本格参戦が決まった『テスラ・モデル3』
チームは2017年のチャンピオンシップ初参戦以来、一貫してアウディRS3 LMSシリーズを走らせてきた

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