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F1ニュース

投稿日: 2010.06.01 00:00
更新日: 2018.02.15 20:22

「クラッシュの責任はベッテルにあり」との意見が大勢を占める。ハミルトンも証言


 トルコGPにおけるセバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバーのクラッシュに関して、ベッテルに非があるという見方が大勢を占めている。ベッテルの後ろを走行していたルイス・ハミルトンもウエーバーは悪くないと発言している。

 ウエーバーが1位、ベッテルが2位を走行中、ベッテルがウエーバーのインに飛び込み、その際にわずかにマシンがウエーバーの方に動き、2台は接触、ベッテルはスピンを喫してリタイア、ウエーバーは3位に順位を落とした。

 アクシデントが起きた時にベッテルのすぐ後ろを走っていたハミルトンは、レース後の記者会見で次のように語った。
「すごいものを見ちゃったよ」とハミルトン。
「HDとか3Dのアクションムービーを見ているみたいだった。すぐ目の前で起こったんだからね。もちろん何から何まで見えたわけじゃないし、ああいうのは一番見たくないシーンだ。セバスチャンが無事でよかった」
「セバスチャンがインに入っていったのを見たけど、マークはラインをキープしていた。セバスチャンには右に動くような余地はなかったし、そんなことをする理由もなかったと思う」
 また、ハミルトンは、レース後に、ドイツのテレビ局スカイに対して次のようにコメントしている。
「マークはどこに行けばよかったっていうんだい? 彼(ベッテル)には十分なスペースを残してやっていたと思うよ」

 motorsport.comの報道によれば、ニコ・ロズベルグは「マークは全く動いていない。あれは明らかにセバスチャンが悪いと思う」とコメントしている。ニキ・ラウダは、ベッテルは「アグレッシブすぎた」と言い、アレックス・ブルツは「レース業界の仲間は全員、ベッテルが悪いと言っている」と述べている。