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F1ニュース

投稿日: 2011.05.06 00:00
更新日: 2018.02.16 02:09

「PUREエンジンは他より有利」とポロックが自信


 エンジンサプライヤーとしてF1に参戦することを発表したクレイグ・ポロックは、PUREのエンジンは2013年に向けた準備を他のエンジンより早くスタートさせるため有利であると述べた。

 F1が2013年から1.6リッター 4気筒ターボエンジンを使用する見込みであることを受け、ポロックはPURE社(正式名称はPropulsion Universelle et Recuperation d'Energie)を設立、この新レギュレーションの下でF1チームにエンジンを供給する意向を発表した。

 彼は新エンジンは今年末にはダイナモでのテストが行われる予定であり、他の2013年スペックのエンジンよりプログラムを早く進めていくことになるだろうと述べている。
「F1関係者の何人かと話をしたが、我々の準備が最も進んでいるということになるだろう。メルセデス、フェラーリ、ルノーは今のV8エンジンのプログラムも進行させており、2012年末までそれを続けなければならない。しかし我々はひとつのエンジンに集中できるのだ」

 ポロックは、エンジンをマシンに積んでテストをする段階になるまでにはカスタマーチームとの契約を結べると考えている。
「その前までにはカスタマーと契約しているだろう。今のF1の状況を考えると、カスタマーは確保できると確信している。どこのチームかは分からないし、単なる予想だがね」