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F1ニュース

投稿日: 2015.04.30 00:00
更新日: 2018.02.17 07:42

【鈴鹿に登場】ミハエル初期の愛車:ベネトンB193


 2015年5月23日と24日に、鈴鹿サーキットで「SUZUKA Sound of ENGINE 2015」が開催される。このイベントには国内外から数多くの名車が集結する。その中には、ミハエル・シューマッハーのF1キャリア初期のマシンもある。ベネトンB193だ。

 1991年のベルギーGPで、ジョーダン191を駆ってF1デビューを果たしたシューマッハー。その走りはデビュー戦から注目の的となり、すぐさまベネトンが引き抜いて続くイタリアGPからシートを提供する。シューマッハーはベネトン加入初戦で5位に入り、自身初の入賞。続くポルトガル、スペインと3戦連続入賞を果たし、その才能の片鱗を見せる。

 シューマッハーは翌1992年のベルギーGPで初優勝。F1参戦開始ちょうど1年で勝利を掴む。この年、シューマッハーの相棒となったのはベネトンB192。“バナナノーズ”と言われた、当時は異様に映ったハイノーズのマシンは、マックスパワーに劣るフォードHB V8エンジン搭載にも関わらず、マシンバランスとドライバビリティを武器に、ドライバーズランキング3位を獲得している。