アロンソ「レースペースには期待できるから、できれば表彰台を狙いたい」：フェラーリ土曜ドライバーズコメント

　2010年F1第2戦オーストラリアGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは3位を獲得、レッドブルは速いけれど、自分たちのレースペースには期待できるので、表彰台を狙いたいと語った。フェリペ・マッサは5位だった。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ　予選5位
　このグランプリに臨むにあたって僕が期待していたような予選ではなかった。気温が下がってからずっと、タイヤの温度を上げるベストな方法を探しあぐねていたんだ。例えば昨日の午前中、もっと暑かったときには状況はずっと良かったんだが、今日の気温ではグリップが得られなかった。心強い状況とはいえないよね。明日はもう少し暖かくなることを望もう。3回目のフリー走行は本当に厳しかったけれど、それでも予選の終わりにはそこそこの結果を出せた。優勝を狙うという意味では間違いなく理想的な状況ではないものの、多くのポイントを持ち帰れるように頑張るよ。過去に何度も見てきたように、ここではいろんなことが起こりうるから、このレースはとても厳しくなるよ。

フェルナンド・アロンソ　予選3位
　予選の展開には満足しているよ。いつだってポールを獲りたいと思ってはいるけれど、3番手もいい順位だ。レッドブルが非常に強いことは分かっていたが、僕らは彼らに近いところにいるし、レースペースはいいので、そこに期待できる。僕たちの目標はミスなく完走することで、いい結果を出して、できれば表彰台に乗りたい。もちろん優勝をかけて戦いたいけれど、ポイントを持ち帰るのは本当に重要なことだから、勝つためにリスクを犯すことがいいことだとは思わない。昨日のフリー走行では日曜のレースに向けて準備を整えることにのみ焦点をあわせて作業を行ってきたので、心配は何もなかった。ここでは何が起こってもおかしくないから、僕らはどんな事態にも対応できるようにしておかなきゃならない。新しいエンジン？　交換すると運が良くなるんだよ……という冗談はさておき、ここで新しいユニットを入れるというのは、僕らのエンジンマネジメントの計画の一部だったんだ。