インド、バーレーンに日程を譲り、最終戦として開催か

　バーレーンGPが今季カレンダーに復帰し、その影響でインドGPが延期され最終戦として開催されるのではないかとの推測が持ち上がっている。

　バーレーンGPは今季開幕戦として予定されていたものの、国内の政情不安のためにキャンセルされた。FIAは当初5月1日までに日程を改めて今季開催するかどうかを決定するようバーレーン側に求めたが、その後期限を6月3日に延長した。

　3月にバーレーン国王が全土に3カ月の非常事態を宣言したが、これが6月1日に解除されることが発表された。バーニー・エクレストンはバーレーンGPの開催を強く望んでおり、今季中の開催が実現されるかもしれない。The F1 Timesは、インドGPの開催日である10月30日にバーレーンGPが開催され、インドGPは最終戦として12月4日に開催される可能性があると伝えた。

　今季初開催となるインドGPに向けて、インドのブッダ・インターナショナル・サーキットは現在建設中だが、予定より作業が遅れているとの見方もあり、それが事実であれば12月に延期されればインドGPとしても好都合であるとみられる。バーレーンが第17戦になれば、アブダビの前に開催されることになり、ロジスティクス面の影響も比較的小さくなる。