更新日: 2018.02.16 16:54
ウエーバー「F1続行は全く考えていなかった」
F1引退を決めたマーク・ウエーバーは、2014年もF1で活動を続けることは全く考えていなかったと明かした。
27日、ウエーバーはレッドブル・レーシングとの契約が切れる今季末でF1から引退し、来年はポルシェからル・マン24時間レースおよび世界耐久選手権に参戦することを発表した。
レッドブルは夏にウエーバーと来年の話をする予定であり、他のチームも彼の起用に関心を持っていたといわれている。
しかしウエーバーはF1に関するオファーには関心がなかったと、自身の公式サイトのインタビューにおいて語った。
F1に残るための選択肢はあったのかとの問いに対してウエーバーは、「イエス。でも2014年に向けて僕の頭の中にはF1というカテゴリーはなかったから、検討事項ではなかった」と答えている。
マレーシアでセバスチャン・ベッテルがチームの指示を守らずにウエーバーの前に出て優勝を飾り、ウエーバーが激怒するという事件があったが、その一件が今回の決断と関係あるのかとの問いに対して、ウエーバーは「ノー」と答えている。
「僕には個人的なプランがあり、それに従った。これから次のチャプターが始まるんだ」
「(レッドブル社オーナーの)ディートリッヒ・マテシッツとはこの6~8カ月、連絡を保ってきた。彼は僕にとって絶対的な人物なんだ。今後も僕はレッドブルファミリーの一員として、レッドブルのために働き、他のレッドブルのアスリートたちが限界を極めるのを見守り、サポートしていく」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています