更新日: 2018.02.17 07:50
クビカ「レーシングカーではなくWRCを続ける」
世界ラリー選手権(WRC)に参戦する元F1ドライバーのロバート・クビカは、アルゼンチン戦は欠場したが、サーキットでのレースではなくWRCにまだ参戦し続けると語る。
今シーズン、クビカは自ら立ち上げたチーム“RKワールドラリーチーム”でWRCに参戦。各大会でSSトップタイムを記録するなど速さをみせているが、マシントラブルやクラッシュなどにより第3戦終了時点でノーポイントに終わり、チーム体制を見直すためアルゼンチン戦は欠場することを選んだ。
アルゼンチン戦を欠場したことにより、クビカが再びレーシングカーに転向するのではという話がでたが、彼はその話題を笑い飛ばしている。
「確かなことはアルゼンチン戦に出場できなかったということと、ラリー・オブ・ポルトガルで再びドライブするつもりだということだよ」とクビカ。
「僕が以前言ったように、チームとその構造を立て直し、第5戦に戻って来るつもりだ」
クビカと彼のチーム“RKワールドラリーチーム”を運営するチームAスタイルは、最善に向けて議論を続けている。
Aスタイルは、今月末のラリー・オブ・ポルトガルで新しい2015フォード・フィエスタRS WRCsを供給する予定で、このマシンをクビカに走らせるか、彼が使用していたマシンを使わせるかはまだ決まっていない。
一方で、クビカには昨年まで所属していたM-スポーツに戻って来る可能性も残されていると報道されている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています