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F1ニュース

投稿日: 2013.02.20 00:00
更新日: 2018.02.23 13:56

クビカのDTM参戦はなし、メルセデスが体制発表


 メルセデスからDTMドイツツーリングカー選手権への参戦がウワサされていたロバート・クビカだが、2013年シーズンに彼がDTMにフル参戦する可能性はひとまずなくなった。

 今季は参戦体制を縮小し、6台体制で2013年シリーズに挑むメルセデスは、20日、今季のドライバーラインナップを発表し、昨年のユーロF3チャンピオン、ダニエル・ジュンカデラを6台目のドライバーとして新たに起用すると明らかにした。

 クビカは、先月末に行われたバレンシアテストにメルセデスから参加。報道では、陣営のエースドライバーであるゲイリー・パフェットの最速タイムからわずかコンマ1秒差のタイムを記録するなど高いパフォーマンスを見せ、今季のレースシート獲得がウワサされていた。
 しかし、クビカの今季選択肢のひとつに挙げられているヨーロッパ・ラリー選手権は、いくつかのイベントがDTMの開催日程とバッティングしており、それがネックになっているとも言われていた。

 昨年8台を走らせていたメルセデスは、それまで陣営の一角をなしていたペルッソン・モータースポーツが撤退を決めたことによって、HWAの4台とミュッケ・モータースポーツの2台を合わせた6台体制で今シーズンに挑む。
 2013年のラインナップは、パフェットとラルフ・シューマッハーのほか、昨年ジュニアドライバープログラムの一員として起用されたロバート・メルヒ、ロバート・ウィケンス、クリスチャン・ビエトリスが今年も残留。引退したデイビッド・クルサード、スージー・ウォルフ、アウディに移籍したジェイミー・グリーンに代わる新たなドライバーとしてジュンカデラが加わることになった。