タン・ホー・ピン、故郷オランダでのF1ドライブは叶わず

　今週末、オランダのアムステルダムで「ロードショー」イベントを開催するルノーは、オランダ出身のタン・ホー・ピンが怪我の影響で今回はドライブしないことを明らかにした。

　この週末、ルノーは同地で行われるババリア・シティ・レーシングというイベントに参加する。チームはそこでレギュラードライバーのビタリー・ペトロフを走らせるとともに、リザーブドライバーのヤン・シュローズも出席させ、昨年型のR29でデモンストレーション走行を実施する。

　しかしながら、ルノーが抱えるもうひとりのリザーブドライバー、オランダ生まれのタン・ホー・ピンは、先日GP2で負った怪我が完全に回復していなとして、今回は大事をとって走行を取りやめることをチームが決定。それでもタン・ホー・ピンはイベントには出席し、ペトロフとともにサイン会などに参加して故郷オランダのファンと交流するという。