更新日: 2018.02.17 12:32
チーム強化進むマノー、期待の新車も開発順調
マノーF1チームは、2016年型マシンのクラッシュテストに無事クリアしたことを明らかにした。
チームは15日、公式ツイッターに「我々の次の任務:本日、最終的なクラッシュテストを完了し、シャシーは完全にホモロゲートされた。次はバルセロナでの最初のテストだ」と投稿した。
昨シーズンのマノーは、2014年末の破綻騒動の影響で14年型シャシーを改良したマシンに14年スペックのフェラーリ製パワーユニットを搭載して戦っていた。
しかし今シーズンは、メルセデス製パワーユニットを獲得し、ウイリアムズともテクニカルパートナーシップを再開、ギヤボックス等の供給を受けるなど、大幅なパフォーマンスの向上が期待されている。
また体制面でも、ジョ・ブースとグレーム・ロードンが去ったものの、新しいレーシングディレクターにデイブ・ライアンを起用したほか、前フェラーリのチーフデザイナー、ニコラス・トンバジスをチーフエアロダイナミシストとして迎えるなど、主に技術面の強化を進めている。
ドライバーだけは未だ発表されていないが、昨年のレースドライバーのほかに、メルセデス期待のパスカル・ウェーレインなど複数の候補が名を連ねている。
Our next instalment: today we completed our final crash test, so we now have a fully homologated chassis. Next stop Test 1 in Barcelona.
— Manor F1 Team (@ManorF1Team) 2016, 1月 15