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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.01.06 00:00
更新日: 2018.02.16 13:34

デイトナ参戦のマツダ6のドライバー発表。寺田も


 北米マツダは1月26日〜27日に開催されるデイトナ24時間レースに向けて、今回のデイトナでグランダムに新設されるGXクラスにデビューする、マツダ6 SKYACTIV-Dレーシングのドライバーを発表した。

 このマツダ6 SKYACTIV-Dレーシングは、新開発のSKYACTIV-Dレーシングディーゼルエンジンを搭載したマツダ6(日本名アテンザ)のレーシングカーで、2013年からグランダム・ロレックス・シリーズに新設されるグリーンエネルギー車のカテゴリー、GXクラスに参戦する。

 今回のデイトナには3台のマツダ6 SKYACTIV-Dレーシングが登場するが、開発を担ったスピードソースの70号車には、チーム代表のシルベイン・トレンブレイのほか、ジョナサン・ボマリート、マリーノ・フランキッティ、ジェームス・ヒンチクリフ、トム・ロングと耐久のベテラン、インディカードライバーを混ぜたラインナップになった。

 また、ビジット・フロリダ・レーシングの00号車には、ジョエル・ミラー、トリスタン・ヌネズ、スペンサー・ピゴット、トリスタン・ボーチェに加え、日本の大ベテランにして“ミスター・ル・マン”の異名をもつ寺田陽次郎が乗り込むこととなった。寺田にとってはひさびさのレース復帰で、1978年以来8度目のデイトナ24時間出場となる。フリーダム・オートスポーツの25号車には、アンドリュー・カーボネル、トム・ロング(ダブルエントリー)、レット・オドスキー、デレック・ウィティスの4人が乗車する。

「私たちは今、マツダのモータースポーツの歴史に新しいページを加えようとしている。量産ベースのSKYACTIV-Dクリーンディーゼルエンジンを搭載したマツダ6レースカーをデイトナ24時間レースにデビューさせるにあたり、心底わくわくしているんだ」と語るのは北米マツダのモータースポーツディレクターであるジョン・ドゥーナン。

 マツダのモータースポーツ活動をレポートしているMZ Racing(http://www.mzracing.jp/)では、マツダ6 SKYACTIV-Dレーシングのデビュー戦となるデイトナ24時間の様子を現地からレポートする予定だという。