更新日: 2018.02.16 00:43
デイトナ24時間はチップ・ガナッシがワンツー勝利
グランダム・ロレックスシリーズの2011年開幕戦である『ロレックス・デイトナ24時間レース』が30日チェッカーを迎え、チップ・ガナッシが走らせる01号車ライリー・BMWが僚友02号車ライリー・BMWを抑えトップでフィニッシュした。
スコット・プルーエット/メモ・ロジャス/ジョーイ・ハンド/グラハム・レイホール組の01号車は、終盤ピット作業時の違反で30秒のストップ&ゴーペナルティを受けるものの、最後のセーフティカーの間に02号車(スコット・ディクソン/ファン-パブロ・モントーヤ/ダリオ・フランキッティ/ジェイミー・マクマレイ組)を逆転。最後は02号車を2秒差で振り切り勝利を収めることとなった。
今回の2006年以来4度目の勝利を飾ったチップ・ガナッシは、2010年のNASCARデイトナ500(マクマレイ)、インディカー・シリーズのインディ500(フランキッティ)、NASCARブリックヤード400(マクマレイ)、そして今回のデイトナ24時間と、アメリカの4大モータースポーツイベントを総ナメにする偉業を成し遂げた。
昨年のデイトナ24時間を制したアクションエクスプレス・レーシングのライリー・ポルシェ(ジョアオ・バルボサ/クリスチャン・フィッティパルディ/マックス・パピス/テリー・ボーチェラー/JCフランス組)は3位でフィニッシュ。4位には、“MBコンビ”が復活した9号車ライリー・フォード(ザック・ブラウン/マーク・パターソン/マーク・ブランデル/マーティン・ブランドル組)が入った。
GTクラスはアンディ・ラリー/ウォルフ・ヘンズラー/スペンサー・パンペリー/ブレンダン・ゴーギャン/スティーブン・ベルシュ組ポルシェ911 GT3カップが優勝。マツダRX-8勢では32号車が3位に入り、表彰台の一角を確保した。