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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.12.30 00:00
更新日: 2018.02.17 12:18

トヨタ復帰で注目のWRC。魅力の一端を動画で紹介


 今季、フォルクスワーゲンが13戦中12勝とシリーズを制圧する形となった世界ラリー選手権(WRC)。2017年にはトヨタがワークスチームとして復帰することもあり、国内でも再び注目が高まっているカテゴリーだ。

 ラリーは一般車両が通行する公道を封鎖して競技が行われるため、数あるモータースポーツのなかでも私たちの生活に1番近いものと言える。また路面も舗装されているターマック路面や未舗装のグラベル路面、雪上や氷が張っているコンディションなどバラエティに富んでいる。場所によってはジャンピングスポットが設けられているほか、時には激しいクラッシュなどもあり、見応えも十分だ。また、シーズンは例年11月中頃に終了した後、1月には新シーズンが開幕するため、オフシーズンの短い点も魅力のひとつと言えるかもしれない。

 WRCオフィシャルサイトのWRC.comでは、毎戦ステージをいくつかにまとめたダイジェスト動画を配信しているが、競技終了後にはマシンのオンボード映像の配信も行っている。
数多く配信されている動画のなかから、今回は街中で行われるステージや2台が併走する形で争われるスーパーSS、クラッシュ時のオンボード映像など見応えのあるものをピックアップして再生リストにまとめてみた。これを見ればサーキットレースとはひと味違ったラリーならではの醍醐味を感じることができるはずだ。

■SSオンボード、スーパーSSダイジェスト
 こちらでは主に市街地を走るステージのオンボード映像と、スーパーSSの模様をピックアップした。道幅の狭いコースをマシンが疾走する様子や一騎打ちのタイムアタック合戦は見応え十分だ。

■アクシデントダイジェスト
 マシンが樹木をなぎ倒すシーンや空中で一回転するような激しいアクシデントシーンをまとめている。大きなクラッシュに巻き込まれながらもドライバーに怪我はなく、ダメージを負ったマシンもメカニックの作業により、翌日には競技へ復帰できる状態へ回復していることが多い。マシンの頑丈さ、メンテナンスのしやすさなどは市販車の品質改善にも直結する部分と言える。