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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2012.06.14 00:00
更新日: 2018.02.16 09:38

トヨタ8号車のブエミ「第一印象は非常に良かった」


 13日、ル・マン24時間レース初日の走行を終えたトヨタ・レーシングの8号車は、フリー走行でエンジントラブルに見舞われたものの、交換して臨んだ予選1回目では6番手タイムをマークした。

カー#8:(ステファン・サラザン、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
フリー走行:6位(3分30秒162)5周
予選1回目:6位(3分28秒295)26周

ステファン・サラザン:
「良い一日だった。予選1回目のセッションは、私にとっては昨年のル・マン24時間レース以来の走行であり、重要なものだった。フリー走行でのトラブルにより、この予選1回目のナイトランが最初の走行となったが、徐々に自分のリズムを取り戻すように努力した。そして、すぐに良いラップタイムを刻めたことには満足している。TS030 HYBRIDのハンドリングは好感触で、それ故にプッシュすることが可能だった。まだバランスなど詰めるべき部分はあるが、レースカーのポテンシャルは高く、まだまだ速くなると思う」

アンソニー・デビッドソン:
「予選1回目では多くの先行車に引っかかってしまった。予選の後には多くのドライバーが同じ様なことを言うのは分かっているが、私の場合はアタックラップで先行車に遭遇してしまったので本当に悔しい。とはいえ、セッション全体は上手く行き、感触は悪くない。テストデーから考えればTS030 HYBRIDは進化しており、より多くのグリップと、安定性を得ているのは良い兆候だ。いくつかのポイントで最適化を進める必要はあるが、走り込むにつれ良くなっている。夜のル・マンはやはりエキサイティングで、明日の最終予選で更にラップタイムを更新できることを楽しみにしている」

セバスチャン・ブエミ:
「あまり多くの周回は走れなかったが、第一印象は非常に良かった。良いスタートが切れ、全てが上手く行っている。明日はもっと多くの周回をこなし、より多くの経験を積みたい。ただそれだけだ。ル・マンの夜間走行は素晴らしい雰囲気で、ここでしか体験出来ないものだ。明日の最終予選が楽しみだ。我々は良い方向に進んでいると感じている」

(コメントはトヨタのプレスリリースより)


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