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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2013.08.30 00:00
更新日: 2018.02.16 18:15

ドイツ優勝でも「ソルドの来季は不確定」


 ラリードイツでは、自身初のWRC優勝を果たしたダニ・ソルド。シトロエンレーシングにとっても、スポット参戦のセバスチャン・ローブ以外では今季初勝利となったが、チームボスのイブ・マトンは、この勝利もソルドの来季のシートを確保するには充分ではないと明かしている。

 英国オートスポーツ誌の「今回の勝利がソルドのシトロエン残留に関してどれだけ重要か」という問いに対し、マトンは「もちろん重要ではあるが、様々な点においてのひとつでしかない」と答えた。

「誰かと契約しようという時には、相手には勝利を挙げてもらいたいと思うのは当然だが、それ以外にも求められる要素がある。2014年のドライバーについては、ドイツが終わってから作業を始めると言ってきた。私にとって、舗装での最初のイベントはとても重要だったのだ。どれだけ時間がかかるかについては、答えるのは難しい。私ひとりで決められることではないからね」

 ドイツでのソルドのパフォーマンスについて、チームがソルドに期待していた通りのものだったとマトンはととらえている。

「私が期待していた通りのことを彼は果たした。フィンランドは、彼には難しかっただろう。彼と契約した時点では、彼にはこのチームで初勝利を挙げてもらいたいというのがプランだった。舗装のラリーでね。走行順の関係で、今回も序盤は厳しい状況だっただろう。でも、どんどんと速さが増していった。とても印象的だったよ」

 シトロエンレーシングは、次戦のラリーオーストラリア(グラベル)では、ソルドに代わりクリス・ミークをエントリーしている。


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