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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.02.26 00:00
更新日: 2018.02.16 01:08

ニッサン陣営が横浜に集結「チャンピオン奪回を」


 26日、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで行われているイベント『Potential for Your Driving』の中のスペシャルイベントとして、2011年のスーパーGT500クラス参戦チームのドライバー、監督が集結し、トークショーが開催され、2011年のタイトル奪還をファンに誓った。

 日産グローバル本社ギャラリーの中で行われた今回のイベントは、土曜日ということもありたくさんのファンがイベント開始前から詰めかけ、大きな賑わいの中でスタート。イベントの冒頭、ニスモ柿元邦彦総監督が今季のモータースポーツ活動を改めてファンに説明し、「その中でもスーパーGTは中核の活動。今年は1台増やし、チャンピオンを狙います。毎年こう言っていますが、今年は『必ず』です」と宣言した。

 その柿元総監督に紹介される形で、GT-R使用の4チームの監督、ドライバーが登場すると、場内は大きな拍手に包まれ、ニスモ鈴木豊監督、カゼのせいか声がかすれ気味だったインパル星野一義監督、KONDO RACING近藤真彦監督、そして今季GT500にステップアップするMOLAの大駅俊臣監督がそれぞれ今季の目標をコメント。大駅監督は「初年度ですが、ドライバーもマシンもいいものが揃っている。開幕からいいレースができるはずだし、あわよくば勝ちたい」と抱負を語った。

 監督のトークショーが行われた後は、ドライバーが登場しトークを展開。23号車MOTUL AUTECH GT-Rをドライブする本山哲は、「オフのテストでは天候に祟られたところもありましたが、確実に手応えを得ている」と自信をみせ、「今季は最低でも2勝、そしてチャンピオン獲得をターゲットにしています」と力強く宣言した。

 ニスモ23号車以外はドライバーが変更されたが、新たにジョアオ-パオロ・デ・オリベイラと組んだ松田次生は、「まだあまりコミュニケーションがとれていない」と周囲にツッコまれながらも、「フィーリングで走るふたりなので(笑)。オフのテストでもタイムを競いながらやっています」とダブルエース体制に自信をのぞかせた。

 また、レクサス陣営から移籍加入したビヨン・ビルドハイムは、「新しいマシン、新しいタイヤをセパンでドライブしたけど、すごく印象的だった。開幕が今から楽しみ」とニッサン陣営にとけ込んでいる様子。コンビを組む安田裕信は、「ゴリラさんに代わってキリンさんが来ました(笑)」とおどけたが、シートポジションを含めコンビネーションはすでに問題無い様子だ。

 MOLAの柳田真孝、ロニー・クインタレッリのふたりも、「テストではすごく有効に使うことができた。ミシュランタイヤはセパンでも速かったし、岡山で路面温度が低いときもすごく速く、ひさびさに履いたけど自信を持つことができた」とコメントしている。

 柿元総監督によれば、2011年仕様のGT-Rは空力、そしてエンジンをパワーアップしているという。この日参加したすべてのドライバーが「年末のニスモフェスティバルではいい報告をしたい」と口を揃えた。チャンピオン獲得に向け気合いが入る今年のニッサン陣営からは目が離せないようだ。


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日南まみ(ひなみまみ)

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