更新日: 2018.02.17 08:01
ニュル24時間:雨の予選1回目はアウディが首位
第43回ニュルブルクリンク24時間耐久レースは14日、19時25分から23時25分までの4時間に渡って予選1回目が行われ、クリストファー・ハーゼ/クリスチャン・マメロウ/レネ・ラスト/マーカス・ウィンケルホック組1号車アウディR8 LMSがトップタイムをマークした。
17時45分まで行われたフリープラクティスに続き行われたニュルブルクリンク24時間の予選1回目。ただ、フリープラクティスのチェッカー間際に降り出した雨はコース全域で強さを増し、予選1回目の走行開始時には、コンディションは完全にウエットに。少しずつ暗くなり始める状況の中で、各車フルウエットでの走行を強いられた。
そんな中でコース上の各所では、ウエット路面にステアリングをとられスライドするマシンが多く見られたほか、スピンやクラッシュも多発。ただ赤旗は発生しないままセッションは進んでいく。このウエットの状況の中では、SP9=GT3、SP-Xのマシンたちに続き、AWDのポテンシャルを発揮したSTIの114号車スバルWRX STIが素晴らしい速さを披露。総合でも20番手前後までつけてみせる。
ただ、すっかり夜のとばりが降りた頃には雨が上がり、続々とタイムが向上。セッション途中まではアウディ勢、BMW勢が上位を占めていたが、他のマシンもタイムを上げていく。ただ、最終的にトップタイムをマークしたのは、連覇を目指し必勝体制を敷くアウディ。フェニックスの1号車アウディがトップタイムをマークし、走行1日目を終えることとなった。