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F1ニュース

投稿日: 2010.06.26 00:00
更新日: 2018.02.15 20:47

ハミルトン「ミハエルも謝ってるし、怒ってないよ」────マクラーレン金曜コメント


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 2010年F1第9戦ヨーロッパGPの金曜プラクティスを終えたマクラーレンのルイス・ハミルトンが、前を行くミハエル・シューマッハーが突然スローダウンした件について、接触は避けられ、シューマッハーも謝っているので、もう全く問題はないと語った。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1=3位/2=9位
 このサーキットでバランスを得るのは難しいが、P2を通して変更を行い、結果的にクルマはとても良い感触になった。ロングランはかなりよさそうだ。序盤はちょっと注意深く行きすぎたかもしれないけれど、最後にはプッシュすることができた。まずは満足しているが、速いクルマが多いね。フェラーリはとても速そうに見えるし、レッドブル、ルノー、それとメルセデスも速そうだ。でも、それはチームによってアップグレードされたパッケージをシーズン中に持ち込んでくる時期が異なるからで、僕らはここにはアップグレードは持ち込んでいないけれど、多くのチームは持ち込んでいるんだ。シーズンを通してみるとバランスがとれてくるわけだけど、僕らは今持っているものの性能を最大限発揮させて戦うしかない。このクルマのことはよく分かっているので、これを調整して、週末を通してミスを犯さないように努める。タフな週末になるだろうが、同時に楽しくもある。今週末も、多くのポイントが獲れるはずだよ。

ルイス・ハミルトン フリー走行1=2位/2=5位
 最初のセッションはとても良い感じだった。ブロウン・ディフューザー勢がどれだけ早い段階でスピードアップしてくるのかは興味深かったが、午後の走行では彼らはとてもコンペティティブに見えたし、特に1周アタックではかなり強いみたいだ。ハイスピードエリアでのグリップもありそうで、彼らに追いつくのは難しいかもしれない。それでも僕らのレースペースは良いと思うし、プッシュし続けるよ。今週末は、アドバンテージを持っているブロウン・ディフューザー勢にどれだけ対抗できるかにかかっている。
 ミハエル(・シューマッハ―)との間でちょっとした行き違いがあった。コース上でギャップを見つけ出すのはいつだって難しい。前にミハエルが見えた時、彼はクイックラップ中なんだと思った。でも彼は前車とのギャップを作るために、突然スローダウンした。コース上ではいつだって、前車と後車とのギャップをコントロールすることが問題になってくる。幸運にも彼を避けられたから、怒ってなどいないよ。それに、彼が謝ったって聞いたので、何も問題ない。最終コーナーでスピードを落とすというのは皆やっていることだし、何だかモナコみたいな感じだ。予選ではギャップを見つけ出すことがどれほど大変になるかを示していると言えるね。


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