レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2009.06.25 00:00
更新日: 2018.02.15 13:47

バトン「レッドブルとの差は見た目ほど大きくはない」


 F1の現在のポイントリーダー、ジェンソン・バトンは、シルバーストンではレッドブル・レーシングが優勢だったが、その差はそれほど大きくないと主張した。

 ブラウンGPのエース、バトンは、イギリスGPでのホームレースで6位に終わり、優勝したセバスチャン・ベッテルに、ポイント差を32点から25点に縮められた。気温が低い中、バトンはタイヤのウォームアップに苦労し、ペースを上げられなかったが、レッドブルRB5は、空力アップデートとサーキットとの相性のよさによって、ベッテルを完全勝利へと導いた。
 ニキ・ラウダ、アレックス・ブルツは、このイギリスGPが今季のターニングポイントになるかもしれないとほのめかしているが、バトンは、ブラウンGPは次のドイツGPでは挽回すると自信を持っている。

「ハードタイヤではマシンがうまく機能しなかった。全く温度を上げられなかったんだ」とバトンは説明する。
「ベッテルは僕との差を7ポイント縮めた。もちろんそれは嬉しいことではないが、僕らがあまり力を発揮できなかった週末に、僕は3ポイント獲得した。僕らとしてはニュルブルクリンクがここよりは暖かくなることを祈るよ。彼ら(レッドブル)はとても速いだろう。彼らのマシンは速いし、エアロパッケージのよさがとても有利に働いている。でも、僕は(ブラウンGPとレッドブルの差は)見た目ほど大きくはないと思う。僕らのマシンが(イギリスGPでの)気温ではうまく機能しなかっただけの話だ」