バトン「自力でのタイトル獲得はなくなった」　　　───マクラーレン日曜コメント

　2010年F1第17戦韓国GPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは12位に終わり、残り2戦でライバルたちがノーポイントに終わるなどしない限り、自分のタイトル獲得は不可能になったと語った。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン　決勝12位
　今日は十分なグリップがなかった。ブレーキを踏むとすぐにフロントがロックしてしまい、すごく苦労した。コーナーに向けてブレーキを踏むたびに、止まらずにまっすぐ行ってしまった。それから、エイドリアン（・スーティル）にコースオフさせられたせいで、3つか4つポジションを落とした。彼は何を考えていたのか分からないな。でもそれがなかったとしても、今日の僕のペースはよくなかった。僕としては、間違いなくレースはもっと早く終わりにすべきだったと思っている。今日の午後遅くのようなコンディションでF1マシンでレースをするにはあまりにも暗すぎた。ランキング上位のドライバーたちが失敗しないかぎり、今年のタイトルを獲ることはできなくなった。だから全体的に見て、今日は本当に残念な1日だった。