2010年F1第17戦韓国GPの日曜決勝で、マクラーレンのルイス・ハミルトンは2位を獲得、雨のためにセーフティカー先導で何周も走ることになったが、これは観客にとってもドライバーにとってもよくないことだったとの考えを語った。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン 決勝2位
レース序盤のことだけど、僕はとにかくレースを始めたかった。レースが大好きだし、十分安全だと思ったんだ。セーフティカーの後ろで17周も走るなんて観客にとっていいことじゃないし、ドライバーとしても面白くない。それに、レースを始められるぐらいにどんどん乾いているのを感じた。だからレースができて嬉しいよ。とてもトリッキーなレースだった。終盤が特にね。真っ暗になって、あまり見えなかったし、タイヤは終わっていた。レッドブルが2台ともリタイアしたのには本当に驚いた。フェルナンド(・アロンソ)のドライビングは素晴らしかったよ。でも僕はこの2戦残念な結果に終わっていただけに、今回はポイントが獲れてすごく満足している。でも僕らのマシンはまだ最速ではない。フェルナンドには大きく後れをとり、特に最終セクターで差をつけられた。でもブラジルに向かう前にマクラーレン・テクノロジーセンターでこの問題を解決するために全力を尽くすつもりだよ。あと2戦残っているし、マシンはもっとよくなる。ファクトリーの皆は素晴らしい仕事をしてくれているからね。皆本当に熱心で、全力でプッシュしている。もちろん、タイトルは手が届かないところにいってなどいない。まだ可能だよ。