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F1ニュース

投稿日: 2009.03.10 00:00
更新日: 2018.02.15 12:21

バルセロナテスト1日目:BMWザウバーがトップ、初テストのブラウンGPは4番手、トロロッソは6番手


 全10チームが出揃ったバルセロナでのF1合同テストが、9日、スタートした。トップタイムをマークしたのはBMWザウバーのニック・ハイドフェルド、テストデビューを果たしたブラウンGPは4番手、トロロッソは6番手だった。

 終日ほぼドライコンディションのこの日、ハイドフェルドは、ピットストップ、スタートなどレースウイークエンドのシミュレーションを行うと共に、空力の評価にも取り組み、1分20秒338のタイムをマークした。
 2番手はフェラーリのキミ・ライコネン。セッティングと空力評価を行い、ライコネンは81周を走行している。
 0.029秒の僅差でトヨタのヤルノ・トゥルーリが3番手に続いた。トゥルーリは空力、ブレーキ、セッティングなどに取り組んだ。

 4番手はこの日初の本格テストをスタートしたブラウンGPのジェンソン・バトン。一時はタイムシートのトップに躍り出、最終的には4番手となったものの、この日のトップから約0.8秒しか離されていない。
 ルノーのネルソン・ピケが5番手。走りこみを重ねてセッティングを向上させることを目的とし、ピケはノートラブルで125周を走破した。
 新車STR4をお披露目したばかりのスクーデリア・トロロッソが6番手、セバスチャン・ブルデーが86周を走りこんでいる。
 レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーが7番手に続いた。ウエーバーはマシンの全体的な開発作業、空力およびメカニカルコンポーネンツの評価、タイヤ比較に取り組んだ。

 フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが8番手。スーティルは予選と決勝のシミュレーションを行い、129周を走りこんでいる。
 9番手はウイリアムズの中嶋一貴。一貴はセッティングとレースシミュレーションに取り組み、111周を走破した。
 最下位10番手はマクラーレンのヘイキ・コバライネンだった。午前中にベースセッティングを確立するためにロングランを行った後、チームは午後には2009年用フロントウイング、フロア、トップボディを装着してプログラムを続けたが、タイムはトップから約2.6秒離されている。

Barcelona F1 test times, day one – 9 March
1. Nick Heidfeld BMW Sauber 1min 20.338secs 96 laps
2. Kimi Raikkonen Ferrari 1min 20.908secs 81 laps
3. Jarno Trulli Toyota 1min 20.937secs 121 laps
4. Jenson Button Brawn GP-Mercedes 1min 21.140secs 82 laps
5. Nelson Piquet Renault 1min 21.662secs 125 laps
6. Sebastien Bourdais Toro Rosso-Ferrari 1min 22.158secs 86 laps
7. Mark Webber Red Bull-Renault 1min 22.246secs 117 laps
8. Adrian Sutil Force India-Mercedes 1min 22.452secs 129 laps
9. Kazuki Nakajima Williams-Toyota 1min 22.813secs 111 laps
10. Heikki Kovalainen McLaren-Mercedes 1min 22.948secs 90 laps
Track/weather conditions:Sunny in the morning, overcast in the afternoon. Temperature: Air: 10 – 18 °C, Track: 11 – 23 °C
All times unofficial


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