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F1ニュース

投稿日: 2014.11.12 00:00
更新日: 2018.02.17 04:11

バーニーの“スーパーGP2”計画にザウバーら反発


 F1の商業面のボス、バーニー・エクレストンが、F1レースの参戦台数を増やすため“スーパーGP2”構想を打ち出したとして、小規模チームが反発と懸念を示している。

 ケータハムとマルシャが破綻し、F1参戦台数が18台に落ち込み、ロータス、フォース・インディア、ザウバーも厳しい経済状態にあるため、F1上層部は何らかの対策を講じる必要に迫られている。

 ブラジルGPの週末にチームとエクレストンが話し合いを行う中で、将来、F1を二層構造にするという提案がなされたことが分かった。

 この提案は、F1のコンストラクターと共に、アップグレードしたGP2タイプのマシンをカスタマーチームが走らせるというもの。

 フォース・インディアのチーム副代表、ボブ・ファーンリーは、ひとつの選択肢としてこの案が提示されたとして、エクレストンがビッグチーム以外を追い出そうとしているのではないかとの懸念が高まっていると述べた。

「“スーパーGP2”という、ひとつの選択肢がある。アップグレードしたエンジンを搭載した、GP2に似たマシンを走らせる」とファーンリー。
「5つのコンストラクターチームと5つのカスタマーチームを走らせたいという要望があることがはっきりと示されている。彼ら(F1のオーナーたち)はそれが最善の方向性であると考えているのだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています