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F1ニュース

投稿日: 2012.08.21 00:00
更新日: 2018.02.16 10:52

ピケJr、グロージャンとライコネンに批判的発言


 元ルノーF1チームのドライバーだったネルソン・ピケJrが、ルノーチームの後身ロータスで活躍するロメイン・グロージャンについて「運がよかっただけ」と批判的な発言をした。

 2009年、ピケはルノーからシーズン途中で解雇され、後任としてそれまでテストドライバーを務めていたグロージャンが起用された。

 グロージャンはその年は目だったパフォーマンスを見せることができず、F1から去ったが、2011年にGP2でタイトルを取り、今季ロータスからF1に復帰、すでに3回表彰台に乗っている。

 しかしピケは、グロージャンにとって、チームメイトのキミ・ライコネンはそれほど強くなく、マシンが強力な時にチームに加入できたのがラッキーだっただけだと述べた。

「彼はすごく運がよかった」とピケがTotalRaceに対してコメントしたとThe F1 Timesが伝えた。
「チームメイトが少し弱くてマシンがすごくいい時期に入れたんだからね」
「彼はラッキーだった。(最初)F1であまりうまくやれず、GP2でもう1シーズン走って、スポンサー契約を結び、金を払ってF1に戻ってきたんだ。そしたらキャリアにおいて物事が順調に進んだというわけだ。タイミングがすごくよかったんだよ」

 ピケは、グロージャンのパフォーマンスは自分がルノー時代に組んでいたフェルナンド・アロンソとは比べものにならないと述べた。
「もしロータスにアロンソがいたら、あのマシンならタイトルが取れるだろう。彼(グロージャン)は前回よりかなりよくなってはいるけれど、別に驚異的というほどではない。アロンソとは比べものにならないよ」