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F1ニュース

投稿日: 2016.01.15 00:00
更新日: 2018.02.17 12:29

ピレリ、いまだ2017年からのタイヤ供給は未締結


 ピレリは、いまだ2017年から2019年のタイヤ供給に関するFIAとの契約締結を待ち続けていると英国オートスポーツが報じている。

 昨年ピレリとミシュランはタイヤ供給をめぐって争っており、両者ともにFIAの技術要項を満たしていたが、金銭面での話し合いの結果、F1最高権威者のバーニー・エクレストンはピレリを選択した。

 昨年10月上旬に開催されたロシアGPに先立って、エクレストンはピレリがサプライヤーに選ばれたと確認しているが、これ以降にFIAからの正式な発表はされておらず、12月の世界モータースポーツ評議会においても言及されなかった。

 オートスポーツ・インターナショナルにて、ピレリのモータースポーツディレクターであるポール・ヘンベリーが英国オートスポーツに語ったところによると「FOMとは合意に達しており、ロシアGPで発表されたとおりだ。弁護士にも仕事をしてもらい、すべてにおいて確認が取れている。しかしFIAとの契約案に関しては待機中で、まだ目にしていない」とのことだ。

 近日中に契約案に目を通すことを望んでいるかと聞かれたへんベリーは「そう期待している。実のところ、もっと前に目を通せると思っていた。どうなるかは今後数カ月で明らかになるだろう」と答えている。