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F1ニュース

投稿日: 2013.10.17 00:00
更新日: 2018.02.16 19:25

フェラーリ「車の向上がなければ2位確保は難しい」


 フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、2013年F1コンストラクターズ選手権2位争いは非常に熾烈であり、2位のポジションを最後まで維持するにはマシンのパフォーマンスを向上させる必要があると語った。

 第15戦日本GPを終えた段階で、レッドブルは445点で圧倒的リードを築いてランキングトップに位置している。

 一方、2位フェラーリ297点、3位メルセデス287点、4位ロータス264点で、2位争いは接戦となっている。

 マシンの速さ自体はメルセデスとロータスの方が優れており、フェラーリがマシンを向上させなければこのまま2位のポジションを確保することは難しいだろうと、ドメニカリは語った。

「今後はメルセデスおよびロータスとの戦いになる」とドメニカリ。
「極めて接戦なので、我々はマシンを向上させる必要がある。それができるはずだ」
「我々は予選パフォーマンスを向上させなければならない。これは非常に難しい。スタート位置がすべてを決定付ける。最初の2、3周を走った後は、トラフィックにどうやってうまく対処するかが大きな問題になる」
「日本では、ハードタイヤを装着した(ダニエル・)リカルドが先頭の“トレイン”の後ろになってしまい、オーバーテイクは極めて難しかった。その結果、上位勢の速いマシンと比べて3秒も遅いペースで周回する羽目になった」

「戦い続けるためには、マシンを向上させる必要がある。次の2戦にいくつか持ち込むものがあるし、予選の向上を図りたい」
「簡単でないことは分かっている。レッドブルは非常に強力で、メルセデスは予選のペースが優れているからね。だが(予選の向上を)達成することを目指す」

 今季マシンの改善を図る必要があるというドメニカリだが、リソースはすべて2014年型マシンのプロジェクトに集中しており、それを変更するつもりはないという。

「ファクトリーでは100パーセントの活動を(2014年の開発に)スイッチした」
「(今後のレースに)何かを持ち込みたいと思っているが、技術部門は完全に来年のプロジェクトに集中している」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています