更新日: 2018.02.17 08:36
フォード、金曜日にル・マン復帰を発表へ
米自動車メーカーのフォードが、ル・マン24時間のLM-GTEクラスに2016年から復帰することを9日(金)に発表すると英AUTOSPORTが伝えている。
フォードは、「フォード・パフォーマンスに関する大きなニュースの発表」を9日の午後に行うことを明らかにした。以前から噂されている通り、16年から新フォードGTでル・マンにワークス参戦することを発表するのではないかと推測されている。
フォードは、WEC、そして北米のユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)に2台体制で参戦するものと見られ、イギリスのマルチマチックがWECを、アメリカのチップ・ガナッシ・レーシングがUSCCのプログラムを担当することになりそうだ。そして、ル・マンには4台を投入するものと見込まれている。
ドライバーに関しては、現時点では一切明らかになっていない。フォードはGTEのカテゴリーで活躍するトップドライバーたちに声をかけていたことが知られているが、ドライバーが現在所属しているチームへの影響も考慮し、今回のタイミングでの発表を避けるようだ。
新フォードGTのレースカーは、ラウシュ・イエーツがチューンした3.5リッターV6ツインターボV6の“エコブースト”エンジンを搭載するものと見られている。このエンジンは、現在USCCでデイトナプロトタイプに搭載されているものだ。
なお、今年のル・マン24時間では、フォードのビル・フォード会長がスターターを担当。また、2016年は、フォードがGT40でル・マン初制覇を達成した1966年から50年のアニバーサリーイヤーとなっている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています