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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.10.12 00:00
更新日: 2018.02.17 10:57

ポルシェの速さと一貴の意地:WEC富士の話題


 昨日決勝レースが行われた、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間レース。皆様楽しまれましたでしょうか? スタートの瞬間はどうなることかと思いましたが……いやぁ、やっぱりポルシェは速かったですね。

 中でも一番しびれたのが、レース序盤のマーク・ウェーバー(ポルシェ919ハイブリッド)vs中嶋一貴(トヨタTS040ハイブリッド)の激闘。マシンの速さはポルシェに軍配が上がりますが、一貴が意地でねじ伏せる……素晴らしいバトルだったと思います。

 ちなみに今回は、ポルシェのピット真上からレースを見ることができたのですが、彼らのピット作業もさることながら、それを撮影するカメラマン(写真右上)の体勢に見入ってしまいました。戦場で武器を構える兵士……そんな感じがしたのは、私だけでしょうか。

 そしてレース終了。ポディウム下には、優勝した17号車ポルシェ919ハイブリッドが鎮座しておりました。本当は18号車の方が優勝だったのかもしれませんが、チームオーダーが発令……これで17号車のトリオは、ドライバーズランキングでもトップに浮上しました。しかし、予選でウェーバーが記録した1分22秒639という記録には、実にビックリしました。スーパーフォーミュラの最速記録が1分22秒572(2014年にアンドレ・ロッテラー選手が記録)ですから、その差は0.1秒以下……恐るべき速さです。LMP1は今後、どこまで速くなっていくのでしょうか……。

 そしてポルシェのピット内には、この日獲得した優勝および2位のトロフィーが誇らしげに掲げられていました。さて、今年のWECも残すところあと2戦。どんな結末になるのでしょうか?

 そうそう、序盤の主役といえば、こちらも忘れてはなりません。セーフティカー(Audi R8)です。

 雨の中、もの凄いスピードで、猛者たちを先導していました。


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