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インフォメーションニュース

投稿日: 2015.11.22 00:00
更新日: 2018.02.17 11:44

マキネンも飛び入り参加。TGRFは走行イベント充実


 22日、富士スピードウェイで開催されている『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2015』(TGRF)では、さまざまなマシンによる走行プログラムが行われた。

 TGRFでは、富士スピードウェイの各所を使いさまざまなイベントが実施されているが、メインコース上でもレースやデモランなど、多数の走行イベントが実施された。

 午前中には各地で行われているGAZOO Racing Netz Cup Vitz Raceのポイントランキング上位ドライバーが集まり、ヴィッツレース日本一を決めるグランドファイナルが開催。その後には、JAF公式戦としてGAZOO Racing 89/BRZ RaceのラウンドTGRFが実施された。なお、Vitz Raceのグランドファイナルはポールシッターの北田和哉(ネッツ千葉プロμVitz)が、86/BRZ RaceのラウンドTGRFでは3番手スタートの青木孝行(ケーエムエスADVAN86R)が優勝している。(レポートはこちら

 また、昨年も実施されたスーパーGTマシンとスーパーフォーミュラのSF14が混走する”SUPER GT vs SUPER FORMULA スペシャルバトル”では、両シリーズのマシンが混走。GT500クラスからはENEOS SUSTINA RC F、KeePer TOM'S RC F、ZENT CERUMO RC F、DENSO KOBELCO SARD RC Fの4台、GT300クラスからは、このイベントがラストランとなるTOYOTA PRIUS apr GT、SYNTIUM LMcorsa RC F、SUBARU BRZ R&D SPORTの3台が参加。スーパーフォーミュラからはKONDO RACING、Team Lemans、KCMG、TEAM IMPUL、P.MU/CERUMO INGINGの5台が登場した。このスペシャルバトルでは、SF14をドライブするジョアオ-パオロ・デ・オリベイラが100RでGT300クラスの3台をアウト側からオーバーテイクするなど、イベントならではの光景も見られた。

 そのほか、D1グランプリで活躍するマシンによる”ドリフトエクストリーム”やGAZOO Racingを代表する活動とも言えるニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したマシンによるデモラン、レクサスLFAやRC Fなどを使用したサーキットタクシーも行われている。

 レーシングコース以外では、ドリフトコース特設会場でドリフト同乗体験やドリフトパフォーマンス、駐車場に設けられたダカールパークやラリーパークといった特設エリアでも同乗走行が実施された。特にラリーパークで行われたラリースペシャルパフォーマンスには、今季の全日本ラリー選手権(JRC)に参戦したドライバーに加え、急きょスペシャルゲストとしてモリゾウとトミ・マキネンも参加。マキネンは4WDに改良されたトヨタ86で各ドライバーよりも1周多くパフォーマンスを披露し会場に訪れた多くのファンを魅了した。その後、サイン会にも行うなど、積極的にファンと交流をもっていた。

■TGRF2015の模様はこちら