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F1ニュース

投稿日: 2015.08.10 00:00
更新日: 2018.02.17 09:37

マクラーレン、ホンダのF1プランが「もどかしい」


 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエが、同チームとホンダには成功を収めるためにかける時間に関して考え方の違いがあり、「明日にでも勝ちたい」マクラーレンとしてはもどかしさを感じると語った。

 2015年F1にマクラーレン・ホンダの伝説のパートナーシップが復活したが、前半戦では予選も決勝も下位での戦いを強いられており、最高位はハンガリーGPのフェルナンド・アロンソの5位、合計17ポイント獲得でコンストラクターズランキング9位に沈んでいる。

 ホンダは今回のF1プロジェクトにおいて、ライバルのマニュファクチャラーから経験あるスタッフを雇うことはせず、自力で一から作業をスタートしたために、進歩に時間がかかっていると、ブーリエは述べた。

「ルノー、メルセデス、フェラーリは現在のF1テクノロジーに関する知識を持ったスタッフがいる状態で、新しいハイブリッドテクノロジーにリソースをシフトした」とブーリエ。

「ホンダは一から長い時間をかけてF1プログラムを再形成することを決めた。さくらの大部分のスタッフは経験がなく、現在のF1テクノロジーに関する知識すらない者もいた」

「成功を収めるには長い時間がかかる。まずは知識を得て、経験を積み、組織を築き、業務を強化するのだ。彼らはまさに何もないところから始めたからだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています