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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2013.08.06 00:00
更新日: 2018.02.16 18:03

ル・ボーセ、SF第4戦はスピンを喫するも完走


TOCHIGI Le Beausse Motorsports
SUPER FORMULA
http://www.lebeausset-motorsports.com

スタート直前の雨に乗じ、大幅に順位を上げるが、悔やまれる3周目のスピン。しかし、しっかり完走果たす。
全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦ツインリンクもてぎ(4.801km)

『とちぎル・ボーセモータースポーツ』が挑む、国内最高峰カテゴリー、全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦が、ツインリンクもてぎ(栃木県)を舞台に、8月3~4日に開催された。もてぎといえば、チームにとってホームコース。当然、何より地元から寄せられる期待も大きい一戦となる。ストップ&ゴーが繰り返され、ブレーキに及ぶ負担は極めて大きく、シーズンを通して一番暑くなるこのレースへ、チームは万全の対策を施し、ホームコースで錦を飾るべくチーム一丸となって臨んだ。

予選 8月3日(土)
天候/晴れ コース状況/ドライ

 8月に行われる、ツインリンクもてぎで行われるこのレースは、間違いなく今季もっとも厳しい暑さとの戦いとなることを覚悟の上で、この第4戦に臨むことに。予想どおり土曜日は雲こそ浮かべていたものの、青空が広がっていた。

 今回は前回の富士から採用された新エアロパーツが効果を発揮したこともあり、これをベースに仕立てられている。走り始めとなるフリー走行で、開始から間もなく1分36秒635という好タイムを記録。チームもドライバーもメイク&トライを繰り返した結果、最後の計測ラップには36秒314をマーク、また21周もの周回を果たす。さらなる進化を求め、予選に向けてはセットをより詰めていくこととなる。

 その予選は今回に限り、ノックアウト方式ではなく、スペシャルステージ方式に。全車が30分間のQ1に挑んだ後、トップ8だけがわずか1周のタイムアタックに討って出る。まずはフリー走行で用いたユーズドタイヤで、コースオープンと同時に走行を開始。1周のウォームアップとブレーキローターへの焼き入れの後、まずは36秒026をマークする。そこでいったんピットに戻り、今度はニュータイヤを装着。ウォームアップに2周を充てた後、アタックを開始すると34秒982にまで一気にタイムを更新する。その勢いで、さらなるタイムアップを狙い、ラスト6分では2セット目のニュータイヤを投入。マシンが走る度に微妙に変わるコースコンディションの中、34秒866とタイムを更新するも、ここで順位が決定。決勝には9列目、18番グリッドから挑むこととなった。

決勝 8月4日(日)
天候/曇り コース状況/ドライ

 日曜日早朝のフリー走行は、8時50分から。予選よりも温度は下がり、コンディションもわずかながら向上していた。ここで徐々にタイムを縮めていき、決勝でのラップタイムを想定した1分37秒台にあと一歩と迫っていったところで、V字コーナーでクラッシュした車両があり、赤旗が出されてしまう。そして約10分間の中断の後、計測は5分延長されて、残り17分に改められることに。ところが、タイヤ交換と給油のシュミレーションを行い、ピットを離れた直後にドライブシャフトが破損。マシンはピットに戻され、決勝に向けて修復作業を行う。


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