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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2009.06.16 00:00
更新日: 2018.02.15 13:39

ル・マン24時間:ジェネ「泣きながら走った!」


 2009年のル・マン24時間で、デイビッド・ブラバム、アレックス・ブルツと共に優勝を勝ち取ったプジョーのマルク・ジェネが、長いキャリアの中で最もハッピーな一日だったと語った。

 No.9のプジョーを駆り、トップでチェッカーを受ける栄誉を得たのは、フェラーリF1のテストドライバーでもあるジェネだった。908 HDiでのル・マン初優勝を成し遂げたジェネは、スペイン人ドライバーとして初めて総合優勝を飾ることにもなった。
「今日のラストラップでの興奮は、これまで感じたことのないようなものだった」とジェネは語った。
「泣きながら走ったよ! 間違いなく今日は、僕のキャリアの中で一番幸せな日だ。長年ハードワークにあたってきた結果、この勝利を勝ち取ることができた」
「この勝利を、いつも僕を支えてくれた家族に捧げたい。こんなに素晴らしいチームに加入するチャンスをくれたプジョーにも感謝している。苦労の末に獲得した勝利であり、素晴らしいチームワークが生んだ最高の結果だ」
「サルテ・サーキットの表彰台に立つのがどんな感じか分かっていたけれど、最上段に立つというのは全く違うね。このレースに勝った最初のスペイン人になれたことに誇りを感じる。週末を通して最高の仕事をしてくれたメカニックたちにお礼を言いたい」

 1996年にル・マンの最年少ウイナーとなっているチームメイトのブルツも、チームを賞賛している。
「勝因は何か? 僕らは全くダメージを被らずに走り続けたということだ。それに、素晴らしいチームのサポートを受け、並外れたマシンを手にしていた。フランスでフランスのマシンで勝てるなんて、最高の気分だ」