レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.09.28 00:00
更新日: 2018.02.17 03:10

ルーキー野尻が歓喜の初勝利! 混乱のSUGOを制す


 全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は28日、宮城県のスポーツランドSUGOで68周の決勝レースが開催され、スタートでトップを奪ったルーキーの野尻智紀(DOCOMO DANDELION)が戦略を決め嬉しい初優勝を飾った。

 秋晴れに恵まれ、絶好のレース観戦日和となったスーパーフォーミュラ第6戦SUGO。やや陽が傾き始めた15時、気温23度、路面温度37度というコンディションの下、フォーメーションラップのスタートを経て、非常に重要と言えるスタートが切られた。

 スタートはいきなり大波乱の展開となる。ポールスタートの山本尚貴(TEAM無限)がわずかに遅れるが、それ以上にスタートをうまく切ることができなかったのは3番手スタートのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)。ロッテラーは一気に後方集団に飲み込まれてしまう。

 続く2コーナー、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が接触しスピン。姿勢を乱したオリベイラはイン側にスピンしてしまうが、そのオリベイラの車体に、ロッテラーと最後列スタートの伊沢拓也(DRAGO CORSE)が乗り上げ宙を舞ってしまう。幸い3人のドライバーに怪我はなかったが、車両回収のためセーフティカー導入。ランキング1位、2位がいきなりリタイアに終わってしまった。