更新日: 2018.02.17 06:43
ロッケンフェラー、アウディLMP1のリザーブに起用
2013年のDTMドイツツーリングカー選手権チャンピオンで、今シーズンもDTMに参戦するマイク・ロッケンフェラーが、今年のル・マン24時間でアウディのリザーブドライバーを務めることになった。
2010年のル・マンで総合優勝を果たしたほか、ニュルブルクリンク24時間やデイトナ24時間での優勝経験もあるロッケンフェラーだが、現在はDTMのプログラムに集中し、13年には初戴冠。14年はランキング3位となったが、今季も引き続きチーム・フェニックスからDTMに臨むことになっている。
今季もWECにアウディR18 e-トロン・クワトロを投入するアウディだが、昨年リザーブドライバーを務めたマルク・ジェネが今季はニッサン/ニスモのLMP1プログラムに加入。代わってロッケンフェラーがル・マンでチームのリザーブドライバーを務めることになった。
アウディスポーツを率いるヴォルフガング・ウルリッヒは、ロッケンフェラーをリザーブドライバーに据えたことについて、次のように説明する。
「彼はル・マンを知っているし、我々のテストプログラムにも参加する予定だ。だからマシンを知ることにもなるし、これは理にかなったことなんだ」とウルリッヒ。昨年限りで現役を退いたトム・クリステンセンに代わってロッケンフェラーがWECにフル参戦するという案もあったものの、彼はDTMを戦うことを選んだのだという。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています