投稿日: 2016.01.26 00:00
更新日: 2018.02.23 17:20
更新日: 2018.02.23 17:20
ロボレースの草案が固まるも、AIバトルに残る疑問
(Translation:Tomohiro Yoshita/オートスポーツweb )
フォーミュラEのサポートシリーズとして導入が進められている自動運転レース「ロボレース」の最初のレース案が来月にもまとまることが分かった。
ロボレースは、ドライバーがマシンに乗り込まず無人のレーシングカーのみで争われるシリーズで、各チームはコンピューターアルゴリズムとAIを独自開発して参戦。全10チームがそれぞれ2台ずつをエントリーし、コースもフォーミュラEと同じ舞台が採用されるほか、順位は周回数ではなく時間(60分間)で争われる。
フォーミュラEのCEOであるアレハンドロ・アガグは、詳細なレースフォーマットがまもなく確定することを英国オートスポーツに明かした。
「ロボレースの詳細については2月か3月にはお見せできると思う。まずはクルマのデザイン、それからレースの詳細、どれくらいの距離で行うのか、そういったところだね」
「希望としてはプロトタイプを10〜12ヶ月以内で準備したいね」
当初の発表では、2016/17シーズンのどこかのタイミングでデビューさせる予定だったが、プロトタイプの製作が2016年末までかかるとなると、最初のレース開催の予定も遅れることが考えられる。
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