更新日: 2018.02.16 22:45
今季D1GPが富士で開幕。松川が初の総合優勝
D1グランプリシリーズは3月29日~30日、富士スピードウェイで今季開幕戦が行われ、大雨と強い風により2日目追走決勝トーナメントは中止に。単走を制した松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)が総合優勝を果たした。
いよいよ開幕を迎えた今シーズンのD1グランプリ。舞台は3年ぶりとなる富士スピードウェイとなったが、コースはかつてとは異なり、1コーナー出口からコカコーラコーナーを抜け、100Rに向かっていくレイアウトとなった。
29日に行われた単走予選では、片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)が首位を獲得。続く単走決勝は、予選を15位で通過してきた高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)が、98点を超える高得点をマーク。しかし、松川がハイスピードでのドリフトをまとめて99.12点でトップに立つ。
その後、予選を首位で通過した片岡も98.82点となり、続いたドライバーらも98点超えはならず。松川が単走での初優勝を飾ることとなった。2位には予選トップの片岡、そして3位に高橋が続いている。
追走が行われる翌30日(日)は、朝からあいにくの雨に。ウエットコンディションでの練習走行では、スピンするマシンも多く見られた。ただ、その後の追走予選では各車ともパフォーマンスを発揮。単走の上位8名は予選免除となり走行は行わなかったが、織戸学(MAX ORIDO RACING)、斎藤太吾(SUNOCO PHAT FIVE RACING)、今村陽一(OTG Motor Sports)らがバトルを制してベスト16へ進出。決勝トーナメントに駒を進めた。