レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1ニュース

投稿日: 2009.05.21 00:00
更新日: 2018.02.15 13:18

伝統のモナコGP開幕、オープニングセッションはバリチェロがトップ


 F1第6戦モナコGPは木曜日、初日1回目のフリー走行が行われ、ブラウンGPのルーベンス・バリチェロがトップタイムをマークした。2番手にはフェリペ・マッサ(フェラーリ)、3番手にはルイス・ハミルトン(マクラーレン)がつけた。トヨタはティモ・グロックが19番手、ヤルノ・トゥルーリは20番手、ウイリアムズの中嶋一貴は6番手で最初の走行を終えている。

 モナコGP最初のフリー走行は、現地地時間の午前10時からスタート。天候は晴れ、気温24度、路面温度は30度というコンディション。

 セッションはいつも通り静かな立ち上がりとなるなか、トロロッソのセバスチャン・ブエミが先陣を切ってコースイン。そのブエミのタイムをフェラーリのマッサが上回っていく。マッサは序盤から積極的に周回を重ねていき、その後も自らのタイムを更新していくなど、順調な滑り出しを見せた。

 開始30分を過ぎてからは、他のマシンも続々とタイム計測に突入し、ここではマクラーレンのハミルトンが好走。タイムを1分17秒台へと入れトップに浮上してくる。選手権をリードするブラウン勢もバリチェロが今度はハミルトンを上回る1分17秒189をマークしてトップを奪い、相変わらずの速さを見せていった。

 その一方で、レッドブル勢は不安な出だしとなってしまう。セバスチャン・ベッテルが16周目の周回中にマシン後方から白煙をあげて早々にセッション切り上げると、チームメイトのマーク・ウエーバーもそのすぐ後にトラブルを抱えた様子でピットへと帰還。2台揃ってセッション半ばでの走行中断となってしまった。

 その後の走行では上位陣に大きな変動はなく、バリチェロがトップのまま2番手にマッサ、3番手ハミルトンというオーダーでチェッカー。4番手にヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)と続き、中嶋一貴がチームメイトのニコ・ロズベルグをひとつ上回って6番手につけることとなった。

F1第6戦モナコGP フリー走行1回目
PosNoドライバーマシンタイム周回rn
123ルーベンス・バリチェロブラウン・メルセデス1:17.18926rn
23フェリペ・マッサフェラーリ1:17.4990.31031rn
31ルイス・ハミルトンマクラーレン・メルセデス1:17.5780.38926rn
42ヘイキ・コバライネンマクラーレン・メルセデス1:17.6860.49730rn
54キミ・ライコネンフェラーリ1:17.8390.65030rn
617中嶋一貴ウイリアムズ・トヨタ1:18.0000.81129rn
716ニコ・ロズベルグウイリアムズ・トヨタ1:18.0240.83527rn
822ジェンソン・バトンブラウン・メルセデス1:18.0800.89128rn
97フェルナンド・アロンソルノー1:18.2831.09431rn
1014マーク・ウエーバーレッドブル・ルノー1:18.3481.15922rn
1112セバスチャン・ブエミトロロッソ・フェラーリ1:18.6951.50637rn
128ネルソン・ピケルノー1:19.2042.01536rn
1315セバスチャン・ベッテルレッドブル・ルノー1:19.2332.04416rn
1411セバスチャン・ブルデートロロッソ・フェラーリ1:19.2552.06631rn
1521ジャンカルロ・フィジケラフォース・インディア・メルセデス1:19.5342.34528rn
165ロバート・クビカBMWザウバー1:19.5602.37120rn
176ニック・ハイドフェルドBMWザウバー1:19.5792.39023rn
1820エイドリアン・スーティルフォース・インディア・メルセデス1:19.6002.41124rn
1910ティモ・グロックトヨタ1:19.6982.50924rn
209ヤルノ・トゥルーリトヨタ1:19.8312.64228

関連のニュース