元F1ドライバーが豪V8サーファーズ戦に参戦

　10月にサーファーズ・パラダイスで開催されるV8スーパーカーシリーズのゴールドコースト600に、元F1ドライバーのミカ・サロとフランク・モンタニーがインターナショナルゲストドライバーとして参戦することが明らかになった。

　サーファーズ・パラダイスで開催されるゴールドコースト600は、V8シリーズに参戦しているドライバーとゲストドライバーがコンビを組んで戦う特別なレースで、すでにニック・ハイドフェルドやインディカーで活躍するマルコ・アンドレッティ、セバスチャン・ブルデーなどの参戦が発表されている。

　今シーズンはイタリアのスーパースターズ・シリーズに数回参戦している45歳のサロは、昨年もこのレースに出場し第1レースで2位を獲得。今年も同じくフォード・パフォーマンス・レーシングでウィル・デビッドソンとコンビを組む。

「FPRでレースをしにゴールドコーストに戻ることができて本当にうれしいよ。昨年2位を獲得することができてすばらしかったが、日曜日の第2レースはパンクで勝利を失ってしまって仕事をしっかり終えることができなかった。今シーズン、ウィルとチームは本当にうまくやっていてとても速い。だから再びいい結果を得ることができると確信しているよ」とサロ。

　F1のシートを失った後は、アメリカ・ルマン・シリーズやインディカーなどに挑戦し、今シーズンはOAKレーシングからル・マン24時間に参戦した34歳のモンタニー。初参戦となるV8スーパーカー・サーファーズ戦ではカール・レインドラーとコンビを組みホールデン・コモドアVE IIをドライブする。

　V8スーパーカー参戦についてモンタニーは、「ゴールドコーストに行きこのレースに参戦できることに興奮しているよ。今までやってきたレースとはちょっと違い、新しいチャレンジになるね。新しいカテゴリー、チーム、チームメイト、トラック。少しストレスに感じるかもしれないが、そういう挑戦は好きだよ」とV8スーパーカー・シリーズの公式サイトで語っている。