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F1ニュース

投稿日: 2013.12.02 00:00
更新日: 2018.02.16 20:31

南明奈「ハントファンだったがラウダを応援してた」


 ニキ・ラウダとジェイムズ・ハントのライバル対決を描いたF1映画「ラッシュ/プライドと友情」のトークイベントが30日、東京モーターショーの会場で行われ、スペシャルゲストとして大のモータースポーツ好きで知られるタレントの南明奈さんが登場、映画の感想や、車への愛を大いに語った。

「ラッシュ/プライドと友情」は、1976年のF1ワールドチャンピオンをかけて争ったラウダとハントのライバル対決を描いたF1作品で、ラウダが瀕死の重傷を負ったニュルブルクリンクの壮絶なクラッシュや、ふたりのグランプリドライバーとしての友情など、実話をもとにしたヒューマンドラマが描かれている。この作品は、来年2月7日(金)に全国でロードショーされることになっており、日本語版の吹き替え役は『KinKiKids』のふたりが務めるなど、公開前から大きな話題を呼んでいる。

 この日のトークイベントに姿をみせた南明奈さんは、自前のレーシングヘルメットを片手にレーシングスーツを着用して登場。音楽家ヨハン・セバスチャン・バッハの子孫で、アメリカの実家にニキ・ラウダが実際にドライブしていたF1マシンを所有しているなど、超大金持ちキャラで人気急上昇中のお笑い芸人、タイムボムのニックとともにトークショーを行った。

 南さんは、『ラッシュ/プライドと友情』を観た感想について、「凄いドキドキするし、興奮する映画でした。レースシーンの撮影が大迫力で、まるで自分も一緒にレースに参加しているみたいに感じる映画でしたね」とコメント。
「私は、車やレースが大好きなんですが、少年マンガも好きなんですよ。男同士の友情が大好きなんです。この映画は『車』『レース』『男の友情』と、私が好きなものが全部詰まっているんですよ(笑)。とっても感動する内容なので、車やレースにまったく興味がない女性の方々でも、観れば絶対に感動すると思うので、ぜひ観て欲しいですね。私も公開されたら映画館でもう一度観ようと思ってます。あのF1の音やスピード感を、もう一度大きい映画館で体験したいですね」

 また南さんは、対称的なハントとラウダについても、「映画が始まった時は、ジェイムズ・ハントがカッコいいなと思っていたのですが、ニキ・ラウダが事故を起こしたところから、ニキ・ラウダを応援する側になりましたね。頑張れ!って思ってました」と映画での印象を語った。

 一方、“運転はヘタだがフェラーリは何台も持っているので、僕をパートナーにしてください”と南さんにアプローチしたニックは、「運転が下手な人はちょっと……」とあえなく撃沈してしまった。
「家族が皆F1が大好きで、よく観戦しにいっていたのですが、この映画はレースシーンが本当にリアルなんですよね。ニキ・ラウダが事故を起こすところは、とってもインパクトがありました。F1を描いた映画はいくつかありますが、この映画が一番面白いと思ってます。F1が好きな人も、そうでない人も楽しんで欲しいですね。ちなみに、この映画が世界中で評判になっているので、僕の実家にあるニキ・ラウダのF1カーの価値が上がっているんですよ(笑)」

■2014年2月7日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
■配給:ギャガ
■提供:ギャガ、ポニーキャニオン
■(C)2013RUSHFILMSLIMITED/EGOLITOSSELLFILMANDACTIONIMAGE.ALLRIGHTSRESERVED.
■公式HP:rush.gaga.ne.jp