更新日: 2018.02.16 04:07
可夢偉「予選パフォーマンスの改善を誓う」
ザウバーF1の小林可夢偉は、チームを満足させるためにもシーズン後半戦でパフォーマンスをさらに引き上げる必要があると語った。itv.comが伝えている。
今季チームリーダーとして活躍する可夢偉はシーズン前半の7戦でポイントを獲得し、ドライバーズ選手権でミハエル・シューマッハーとビタリー・ペトロフを5ポイント差で追っている。
一方、チームメイトのセルジオ・ペレスはこれまでわずか8ポイントに留まっているため、チームがフォース・インディアを打ち負かし、メルセデスとルノーに迫るためにはふたりがさらに向上する必要がある。
「昨年はいくつかのミスと信頼性の問題があったが、今年は定期的なポイント獲得を目指しており、これまでは上手くいっていると思う。だけど、僕はまだ学んでいる最中で、ペーター(・ザウバー)も満足はしていない。彼らは僕がリーダーシップをより発揮することを待ち望んでいる」と可夢偉。
「ドライバーは常に向上しなければならず、自分が完璧などと考えてはいけない。来年は異なるアプローチが必要だろう。多分、もう一歩進んだ戦いが必要になってくるし、僕自身も目標を見つけなければならない」
ファンも知っているように、F1において予選は重要だ。可夢偉は残りのシーズンで予選に対応したいと考えている。
「予選で安定した結果を残せていないことは分かっている。マシンが良い時はオーケーだけど、マシンが悪い時はポテンシャルを出し切れていない。そこは改善しなければならない。自信、ウオーミングアップ、バランス、セットアップのすべてだ。そうでなければ良いパフォーマンスを発揮することはできない」